こんにちは、コラム担当の上里(♂)です。
ハロウィンのお化け、「ジャック・オー・ランタン」のお話、第2回目です。
前回のあらすじ
「悪人が、悪魔を騙して、勝ち組過ぎる」
でした(笑)
では、張り切っていきましょう(^^)
ジャック「悪い事やって人生楽しめたし、悪魔を騙して寿命をまっとう出来たし!」
ジャック「俺、勝ち組すぐるwwwww」
ジャック「んじゃ、死後の世界をパーッと楽しみますか~」
肩とんとん
?「テンション上がってるとこ悪いんだけどさ~(笑)」
ジャック「あ?おまえ誰よ?」
?「あー俺、神ね。この世で一番偉い奴(笑)」
神様「おまえ生きてるときに、ロクな人間じゃ無かったからさ、天国には行けねーよ(笑)」
神様「ちなみに、地獄にも行けねーから。悪魔を騙したおまえ、地獄からも拒否られてっから。これから、永遠にさまよう運命だからブフォッwwwwワロスwwwww」
ジャック(゜Д゜;)マジデスカ・・・・・?
ジャックは居場所を失ってしまいました。神様には、あの様に言われましたが、どうしても寂しくなり、駄目もとで地獄にも寄ってみました。
ジャック「なあ、どうしても地獄に行けないのか?」
悪魔「う~ん参ったな。地獄に連れて行ってやりたいのは、やまやまだが、俺もなにぶん雇われの身でな。」
悪魔「そいつを判断する権限が、俺には無いのだ。」
ジャック「じゃあ、上の方に掛け合ってくれよ」
悪魔「そいつも無理だ。俺のいる会社は、名ばかりの株式会社でな。下請けで魂の回収を受けているんだ。遊び人の、おまえには分からないかもしれんが、現場の意見なんて、親会社には関係ないんだ。」
悪魔「つーか、最初に契約交わしたときに、契約書渡しただろう?『第14項:なお、悪魔を追い払った場合、契約者が地獄に入る事を、悪魔は拒否する』って、ちゃんと読まなかったのか?」
ジャック「・・・・・・・あんな細かい文字、読んでねーよ。」
悪魔「それなら仕方ない。お帰り願おうか。」
悪魔「あっ、でもおまえ、帰る場所ねーんだよなwwwwwワロスwww。こいつはセンベツだwwww」
行き先も分からぬまま、ジャックは歩き始めました。頼り無く足元を照らすのは、悪魔がくれたランタン一つ。大きなカブを、くり抜いて作ったものでした。
こうしてジャックは、この世とあの世をさまよう、哀れな魂となったのでした。
おわり。
ジャック「・・・・・・でも、よく考えたら『お菓子をくれないと、イタズラしちゃうぞ』って言えば、食料は手に入るわけだ・・・・・・」
」
ジャック「俺って、じつは勝ち組じゃね?うひょwwwwwwイタズラしちゃうぞwwwww」
神・悪魔「!?」
本当におわり。