石が生まれ、成長する過程で取り込んだ内包物(空気、水、他の鉱物、ヒビなど)の総称。パワーストーンの鑑定で、天然か合成の目安の一つとなります。
特に、水晶系のストーンに多くみられ、ライトアップする事で美しく幻想的な光を放ちます。混ざり物ではありますが石の魅力の一つです。
インクルージョンが内包される事で“キャッツアイ効果”や、“スター(星彩)効果”が産まれます。
キャッツアイ効果は、1方向・平行に並んでいる“綱い針状”のインクルージョンがあるストーンの底面を、そのインクルージョンと平行になるようカボション・カット(石の光沢や文様を生かすカット)する事で現れます。
スター効果はキャッツアイ効果と同じで、平行に並んでいる、沢山の綱い針状のインクルージョンによって産まれますが、こちらは平行に配列した2つ以上のインクルージョンが、互いに交差しています。スター効果を示すパワーストーンにも、その効果を最大眼に引き出すよう、カボション・カットが施されています。