前回は「男女の会話で、分かり合えない理由」
を脳のサイドから解説しました。
今回は、スピリチュアル側から紐解いていきたいと思います。
人はこの世に「愛」を学ぶために生まれます。
愛は大きく分けて「母性の愛」と「父性の愛」
の2つがあります。
母性の愛とは「全てを受け止める愛」。
父性の愛とは「突き放す愛」です。
一般的に好まれるのは母性の愛です。
相手を受け入れ、共感する愛。
人間は共感してもらう事で、安心感を得ます。
全てを受け止める母性の愛は「愛の基礎」。
例えば、赤ちゃんは大声で泣いて、母親を求めます。
お腹がすいて
ウンチや、おしっこが出て
眠たくて
寂しくて
遊びたくて泣きます。
そんな赤ちゃんに、母親は見返りを求めず
にっこり笑い抱きしめます。
安心感に包まれ、愛されていると実感する事で
子供はすくすく育ちます。
一方、父性の愛は、非常に理解されにくい愛です。
父親は子供の可能性を信じ、敢えて突き放します。
手助けしてやりたくても
どんなに可愛くても
憎まれようが
誤解されようが
非難されようが、
覚悟を決めて叱ります。
報われる事は無いかもしれません。
しかし、敢えて叱ります。
自分がいなくなっても、
風が吹く冷たい世界を
しっかりと立って、歩いて行ける様に。
スピリチュアリズムに於いて、
人間は生まれる前に
自分で性別を決めて、生まれて来るとされています。
これは、今世で学びたい愛のテーマが、
男女では違うという事です。
絶対的な包容力で、
全てを受け止める愛か
憎まれる事も厭わずに、
相手の成長を信じる愛か。
学びの方向性が違うため、
男女間での違和感が生じるわけです。
前回の脳の話でした様に、
男女の間にはDNAレベルの差異があったり
スピリチュアル視点では、
大まかに学びの方向が違ったりします。
ですが、これは一つの側面でしかありません。
私達は学びを得るために、何度も転生を繰り返します。
過去生に於いてあなたは、
男であった事も
女であった事もあるわけです。
ですので本当は、
異性の気持ちが分かるはずなのです。
何度も転生する中で
私達は、学びと課題を手に入れます。
必要とする学びは、人それぞれです。
もしかしたら、
女性に生まれたけど、父性を学びたかったり、
男性の身で、母性を学びたかったりするかもしれません。
孤独になる事で愛を知りたい
大勢に愛される気持ちを知りたいetc……
スピリチュアリズムを考える上で必要なのは
不思議な力ではなく、
リアリズム
内観
分析です。
男女に関わらず、この違和感を解消するには、
自分の学びの方向性と、相手の学びの方向性について、
じっくりと考えてみる事が大切です。
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