| 呼吸は重要です |
人間は呼吸をしています。普段から何気なくやっている行為なので、あまり意識はしませんが、呼吸を意識する事はスピリチュアル的にも肉体的にも、かなり重要です。スピリチュアリストや一流のプロスポーツ選手は、呼吸を重視しています。それでは、呼吸にはどの様な秘密があるのでしょうか？
| 呼吸のスピリチュアル的意味 |
呼吸のスピリチュアル的なメリットは、肉体と魂の親和性を高める事にあります。簡単に言うと、肉体と魂が良く馴染みます。呼吸はエネルギーの循環です。外気を取り込み内気へと変換。そして息を吐く事で、内気は外気へと帰っていきます。エネルギーの循環を良くしてあげる事で、身体の中の不浄な気が浄化されます。
川の水が美しさを保つのは、絶えず流れているからです。流れが止まると汚れが溜まり、菌が繁殖してしまいます。気もそれと同じで、絶えず循環させることで、淀みが解消されるのです。気に不純物が無くなる事で、肉体と魂の間を邪魔するものは無くなりますから、肉体と魂が良く馴染み、魂（心）のイメージ通りに体を動かせる様になります。
肉体と魂の親和性が高いと、未浄化の魂に憑依されにくくなります。肉体と魂が、シッカリくっ付いているので、憑依する隙が無くなるわけです。憑依は誰にでも起こりうる現象ですから、そんなに騒ぐ事でもないのですが、やはり日常的に起こるのは好ましくありません。憑依霊自身の浄化と、あなたの魂の進化を妨げるからです。
未浄化の霊とは、早く成仏したいのだけど、生前の執着にとらわれて、なかなか成仏できない魂です。浄化して成仏するためには、自らの気づきが必要なのですが、それが出来ずに苦しみさ迷っているのです。未浄化の霊の立場からすれば、自分と同じような波長に引き寄せられ来てみれば、肉体と魂が馴染んでいない憑依しやすそうな体がある訳ですから、救いを求めて憑依をするのは当然です。自分と向き合いながら、ゆっくりと深呼吸をすることで、憑依されにくい体質になります。
| 呼吸の肉体的意味 |
人間は身体にストレスがかかると、呼吸が浅くなります。何故かというと、肉体にとってストレスとは、外部から常に攻撃を受けている状態だからです。体は自らを守る必要がありますから、筋肉は常に力が入っている状態です。試しに、こぶしを握り締めてみてください。人間はストレスがかかると、自然と手に力が入ります。何かと戦い攻撃するときは、手を使うからです。
人間の身体は頭のてっぺんから足先まで繋がっています。意識してみると分かるのですが、こぶしを握り締めると、胸や背中の筋肉まで力が入っています。肋骨の間の筋肉までも硬直します。そうすると、肺は常に締め付けられた状態です。 深い深呼吸が出来なくなり、身体は常に酸欠状態。
肉体は脳で物を考えるのにも、筋肉を使い体を動かすのにも酸素が必要です。体の中の栄養素を酸素と結合させ燃焼。そうやって身体は機能しています。酸素が無くては、栄養素を十分に燃焼させる事ができないので、身体のパフォーマンスは当然落ちます。
身体をリラックスさせ、大きく深呼吸することで、肺をフルに活用できますので、エネルギーを燃焼させ身体の機能を十分に活用することが可能になります。
| まとめ |
スピリチュアリズムに於いて、人間の本質は魂ですが、そうは言っても私たちが生きているのは肉体のある物質世界です。身体を使いこなすことにより、生き生きとした毎日を送り、それが魂を輝かせることに繋がります。その為に、呼吸を意識することは、最も身近な方法だといえます。
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