再生~スピリチュアル辞典~

再生とは生まれ変わりの事です。
再生には「完全再生」と「部分再生」があります。

完全再生
個人がそのまま生まれ変わる再生のこと。

ほとんど起こらない生まれ変わりですが、ごくたまに早すぎる予定外の死を迎えてしまった魂が、この再生を行う事があります。

人間は生まれて来る時に、現世での学びの課題を決めて生まれてきます。その課題に取り組む前に死を迎えてしまうと、本人や守護霊、類魂の成長にならないので類魂に戻らずに、次の再生でも前世とほぼ同じ魂で、この世に再生する事があります。これが完全再生です。

部分再生
類魂の未浄化の部分が、この世に生まれる再生。

大抵の人の生まれ変わりが、この部分再生です。類魂には沢山の魂が溶けて混ざっています。類魂の目的は、自らの霊的進化向上。そのため、未浄化の部分を切り離し、現世へと修行の旅に送りだします。送りだされたのが今を生きる私達です。

私達の魂は、この世で修行をして死を迎えると、自分の類魂へと帰っていき、類魂と溶け合います。これを繰り返す事で、類魂は愛に満ちた魂に進化する事が出来ます。

したがって、自分の過去世は類魂の中に存在する事になり、そういった意味で類魂を「過去世霊」と呼ぶ事もあります。類魂の中には過去世がいくつもあるのですが、今回の人生の直前の過去世の事を「前世」と言います。

類魂はこの世に誕生させた魂(分霊)を常に見守って、応戦してくれています。それは分霊が、自分たち類魂自身でもあるからです。

類魂からの分霊

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